【登山紀行】初夏の飯豊山縦走Day2 斜面を黄色く染めるその花の名は?

2日目の夕方、小屋のテント場では誰もが同じ方向を見つめていた。


僕も山小屋で購入した缶ビールを片手に、みんなと同じように穏やかな視線で、それを見送っている。
山並みに沈んでいく夕陽と、その光と雲と空が織り成す夕暮れのアートは、その日の疲れを吹き飛ばしてくれる。
ときおり、大日岳に視線を向けると、紅の空を背景に、雲を羽衣のように羽織っている。

世界が
 夏の青から紅へ染まっていく瞬間。
 動から静へと変わっていく瞬間。

『 いい1日だったなぁ。。。』

心の声が、そのまま言葉に出ていた。

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テント場から眺める夕暮れの大日岳(飯豊山縦走2日目)

◇◇◇◇◇◇◇◇


門内小屋での暖かい夜を過ごした翌朝、小屋周辺はまだガスの中だった。

ときおり、あたりが急に明るくなり、緑の稜線に伸びていく登山道を遠くまで追える瞬間がある。でもまたすぐに、ガスに遮られてしまう。

太陽は既に登っていて、辺りを覆う白いモヤに乱反射してとても明るいのに、その丸い輪郭は見えそうで見えない。

真っ昼間のように明るいのに、真っ白で全く視界が効かない状態だ。

都会では決して体験できない、山独特の気候だ。


飯豊連峰は、天気さえ良ければ前日とは別の顔、天空の縦走路が顔を見せる。

たおやかな稜線がどこまでも続き、水墨画のような山並みに囲まれた、スキップしたくなるような道だ。
運とタイミングが良ければ、雲海から頭を出した山々の稜線を、ラピュタにいるような気分で歩くことができる。

雑誌やアウトドアサイトの絶景写真と記事を読むたびに、こんな道をテントを担いで歩きたいと思っていた。

せっかく来たのだから、できればそんな景色を堪能したい。幸いなことに、予報では午後には天気が回復するらしく、ガスが完全に抜けるかもしれない。
午前中の遅い時間までねばり、天気の回復を待ってから出発することした。

 

◇◇◇◇◇◇◇◇

今回の登山計画は2泊3日の行程+予備日を1日設けていたため、丸1日停滞しても、計画の範囲内だ。ただし、今後天気が悪化し、停滞を余儀なくされる可能性を考えると、予備日を全て消化するのはリスクが上がる。

山での楽観は禁物で、常に「最悪の状況」とまでは言わないが、想定通りに行かない可能性を考慮して、行動することを忘れてはいけない。
単独登山をする場合はなおさら、そういったリスク管理をしていくことが、今まで10年以上も怪我や遭難をせずに登山を楽しめて来れた秘訣だと思う。


◇◇◇◇◇◇◇◇


まだ少しガスが残っていたが、正午前に小屋を出発した。

時間が経つにつれて、ガスの切れ目の晴れ間の時間が、徐々に長くなってきている。
ガスがかかっていた時にはわからなかったが、大地全体が緑の絨毯に覆われていて、残雪の白ブチが、所々で白く輝いて見える。それに加え、黄色い大きな花が所々で群生している。

ニッコウキスゲだ! 』

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思いもよらずに姿を現したニッコウキスゲたち。山の斜面を黄色く染めている。


その花は、ちょうど春から夏にかけて高原地帯に咲く花で、尾瀬ヶ原霧ヶ峰で一大群落が見れることで有名だ。
僕が登山のめり込むきっかけの1つとなった花でもあり、いつ見ても登山の楽しさを思い出させてくれる花だ。まさかここ、飯豊山で見れるとは思ってなかったので、前日の過酷さなど吹っ飛んで、嬉しさと楽しさでいっぱいになり、本当にスキップしたくなったほどだ。

 

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ニッコウキスゲと飯豊連峰


2000メートルを超えるピークをいくつか超えると、遠くの稜線上にポツンと建物があるのが見えた。今日の宿泊地の御西小屋だ。なんて見晴らしの良いところにあるんだ!!!

小屋へ至る道は、緩く高度を上げながら稜線上を行く道で、大きな残雪をいくつかトラバースした先に立っていて、ちょうど3方向の稜線が合流するポイントでもある。
一つは今僕が歩いている稜線、もう一つが飯豊本山へ続く稜線、もう一つが大日岳へ続く稜線だ。

『 よし、あともう少しだ。』

 

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遠くの稜線上にポツンと佇む御西小屋。ちょうど3方向からの稜線が合流するポイントに立っている


それから1時間程で小屋に到着した。

その頃にはガスは完全に姿を消して、ここぞとばかりに待ち構えていたかのように強烈な日差しが差し込み、あたりを鮮やかな夏の色彩へ変えている。

 

御西小屋のテント場は裏手、大日岳方面に設けられている。稜線上のため風の影響をもろに受けるが、三方向の眺望が得られる絶景のテント場だ。
特に大日岳方向の景色は、大日岳の姿を真正面に見ることができ、遮るものが何もない!

小屋から一番遠く、大日岳に一番近い位置に荷物をおろし、テントを設営する。

 

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御西小屋と大日岳(飯豊山縦走2日目)

 

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大日岳を間近にテント泊(御西小屋のテント場より)

こんな景色が独り占めできるのだから、テント泊はやめられない。
常に自分が山に居ることが、視覚的にダイレクトに伝わってくるし、より深く自然に浸る事ができる、非日常で贅沢な時間だ。

そんな時間を、山小屋で購入した缶ビールと小説と昼寝で満喫し終えたころ、大自然の夕暮れショーが始まった。

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大自然の夕暮れショー(御西小屋のテント場より)

3日目へ続く。

 

【登山紀行】初夏の飯豊山縦走Day1(後編)低体温症への恐怖、その時僕がとった行動とは?

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飯豊本山への縦走路から、御西小屋と大日岳方面を振り返る(飯豊山縦走3日目)

初夏の飯豊山縦走 初日。
全身から汗が吹き出すサウナ状態から一変し、飯豊山の稜線に吹き付ける強風が、尋常じゃない早さで体から熱を奪っていく。

汗で濡れた全身と衣類。
稜線を越えるように流れるガスの水分。
そして、強風。

このままでは死にかねない!

咄嗟にバックパックをその場に下ろす。
バックパックからレインウェアを引っ張りだす。
風で飛ばされないように、ウェアを着込む。
バックパックの上蓋ポケットからありったけの行動食を掴み、レインウェアのポケットに詰め込む。
パックカバーでバックパックを覆う。
サイドポケットのボトルから水分を補給する。

この間、ほんの5分足らずだ。
このわずかな間にも確実に体温が奪われ、もう既に凍えそうな寒さを感じ始めている。

『マジでヤバい! 』

濡れた衣類を完全に変えるべきか一瞬だけ悩んだ。
目的地まで1時間半ほどのコースタイムだ。

悠長に悩んでいる時間はない。

濡れた衣類は着替えず、登ってきた道は戻らず、そのまま目的地へ進む事を即決し、すぐに動き出した。

『 死んでたまるか!』

全面に現れた僕の生存本能と、一気に吹き出したアドレナリンで、恐怖の感情は吹き飛び、体が無意識に生存行動をとる。

この状況では、体を冷やさない事が重要だ。
熱が奪われるなら、生み出せばいい。
体が動くなら、動き続ける事が一番手っ取り早く体温を維持できる。そう考えた。

そのためには熱源となる食料、エネルギー源を絶対に絶やしてはならない。
確実に前進することと、エネルギーを補給する事だけに全身全霊を注ぎ、動き続けた。

◇◇◇◇◇◇◇◇

登山やシーカヤックバックカントリースノーボードのような、大自然を相手にした遊びは、時に生命が危険にさらされる事がある。絶対に安全だという保証は、どこにもない。
それが自然の怖さでもあるが、そのリスクは知識や経験で、最小限にすることができる。

そういった経験値を積むことで、より安全に、より快適に、よりチャレンジングに、自然と付き合うことができるようになっていく。
そういった精神的、技術的なスキルアップもまた、楽しさのひとつだ

◇◇◇◇◇◇◇◇

無心で足を前に送り続けてからどのくらいの時間が経っただろうか。1時間、もっと短い時間かもしれない。
早歩きのおかげで、体の体温が上がり、もう寒さは感じない。

『 よし、これなら大丈夫だ。』

安堵感と急激にひいていく脳内のアドレナリンで、一気に体が疲労感に包まれる。
バックパックの重みが、首、肩、背中にかけてずっしりとのし掛かかる。
さらに、つい先ほどまでは感じなかった濡れた衣類の不快感がハンパない。

そんな状況にどのくらいの時間耐えただろうか、ようやく小屋の案内板が目に入り、ガスで真っ白な前方の空間に、建物の影が見えた。

◇◇◇◇◇◇◇◇

山小屋の扉を開けると、暖かい空気に頬を包まれた。
小屋の中はストーブで暖がとられており、心に染み入る温かさだ。

年末年始に、居間の灯油ストーブで暖が取られた、実家に帰ってきた時のような、安心感と温かさだ。張り埋めていた全身の強張りが、一気に緩んでいく。

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門内小屋のストーブ。小屋番さんが燃料をここまで担ぎ上げてくれるからこそ、僕たちは暖まることができる

 

大丈夫だと思ってはいたが、自然が相手では確信なんて持てやしない。
不確定要素だらけで、同じ状況なんてまずないからだ。
前回うまく行ったからといって、今回も同じようにうまく行くとは限らない。
判断を誤れば死に至る状況なら、なおさら、その時々の状況に合わせて、判断を変えていかなければならない。

今回のような状況に置かれ、本当に山小屋は心強い存在だ。
雨風を遮れるだけではなく、暖がとられているなんて、思ってもみなかった。
小屋番さんが常駐して居てくれたからこそ、雨に濡れた衣類を乾かし、快適に縦走を続けることができる。

普段の生活では決して感じる事のできない、当たり前のことや、小さなことに感謝できる山での時間は、結構大切なことだと個人的に思う。

山小屋には小屋番の方を除いて、3名の先客が暖をとっていた。全員単独での縦走との事だ。
みんな僕と同じように、山に登り、山に滞在することが、何よりも好きなのだ。
嬉しい限りだ。

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門内小屋の2階スペース。かなりのキャパシティがある。

この夜は、山小屋の暖かい空気と、同じ楽しみを共有している仲間たちと、情報交換をして、いい時間を過ごせた。

2日目へつづく。

【登山紀行】初夏の飯豊山縦走Day1(前編)突如として訪れた危機的状況とは?

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テント場から眺める夕暮れの大日岳(飯豊山縦走2日目)


 

2018年7月。

雨上がりで水分を多く含んだ空気。
風が届かないほど深い樹林。
出だしからぶっ続けの急登。
そして、長ズボン。

この時、僕は登山における難題の一つ、ウェアリングにまつわる一つの答えに辿り着いてしまったようだ。

 

『 夏に長ズボンで山登りするもんじゃない 。』

 

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深い樹林に囲まれた急登の登山道。初夏の緑が眩しい。

 

雨上がりの登山道は、水蒸気のせいか、うっすらと白いモヤがかかり、湿度が尋常じゃない。
頭上を覆う木々に空気がピシャリと閉じ込められ、色濃い緑の葉や枝はピクリとも動こうとしない。

これじゃぁまるで、天然のサウナだ。

 

◇◇◇◇◇◇◇◇

 

梅雨明け前の週末、東京発の米沢行き夜行バス、JR米坂線の始発電車と登山バスを乗り継ぎ、東北地方の山奥にやって来た。
山形県福島県新潟県の三県境を走る飯豊連峰の登山口だ。

飯豊山は、東北地方の日本百名山の一座ではテント泊縦走が組める数少ないトレイルでもある。もちろん、テント泊に限った話ではなく、トレイル上には山小屋も多く、小屋泊での縦走プランも組むことが可能だ。

 

◇◇◇◇◇◇◇◇

 

急登の道を登りはじめてから4時間程経った頃だろうか。森林限界が近いのか、やっと風が通るようになってきた。

 

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急登の合間に、時折見せる好眺望


ついに天然クーラーの冷気を思う存分浴びる事ができる!
そう思い、足取りが軽くなる。

徐々に周りを覆う木々も少なくなり、眺望も得られるようになった頃、状況が一変した。

そして、夏山で起こりうるかなり危険な状況へと、飯豊山は変化していった。
飯豊山脈の稜線に出たころ、僕はある恐怖を感じ始めていた。

 

それは、『低体温症』だ。

 

夏には無縁に聞こえるその症状は、夏山でも陥りやすく、死に直結する恐ろしい症状だ。

サウナ状態から一変し、海から直接吹き付ける強い風を受けるようになり、急激に体温が奪われていく。

さらに高速で流れるガスの水分が、横なぶりの雨のごとく、狂暴さを一気に増していく。
風や雨を遮れる場所は、見当たらない。

 

『 ヤバい… 』

 

思わぬ状況に直面し、生命の危機を察知した僕の脳内では、アドレナリンが大量に分泌され始めた。

 

後編へつづく…

初心者登山の服装で重要な、たった3つのポイントとは

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真夏の荒川三山ー標高2000Mを超える縦走路を望むー

初めて行く登山で、何を着ていけばいい?初めて登山に行く方なら、だれでも疑問に思う事だと思います。私も初めて登山に行くときはやはり悩みました。


でも、本サイトを訪れてくださったあなたは、もう悩む必要なんてありません!
私が初心者の友人と山に出かける際に、「こんな服装がいいよ!」といったアドバイス内容をご紹介します。

登山の服装は、どのくらいの普段着が利用できて、どれくらい専門的なウェアにすればよいのか、境界線をきっちり引くのは難しいところがあります。
もちろん、登山用品店に並んでいる登山ウェアを一式購入して、着ていくのが一番よいのですが、道具と同様に今持っているモノで代用したいですよね。

私もそうでしたが、 
「一度体験して、今後も登山を続けて行きたいと思えたら、本格的なウェアをそろえていこう。」
そう思いました。

きっとあなたも、そうお考えではないでしょうか?

初心者登山の服装で重要な、たった3つのポイントとは

私が山初心者の友人と登山に出掛ける際に、服装の事でアドバイスする内容をお伝えします。
道具と同様に、本当に必要最小限の3つのポイントだけを紹介します。本ページで紹介する内容は、「可能な限り今持っている服を利用する」という考えを強調しておきます。


まず初めに、本サイトで紹介する「初めての登山に絶対に必要な、たった11個の道具とは」で紹介する、レインウェア、防寒着、着替えの3つの道具を持っていければ、服装でトラブルがあっても、生命の危機的状況は避けられると思いますので、必ず持参するようにしてください。

tozan-to-camp.hatenablog.com

 

それでは、最も重要な3つのポイントをご紹介します。

それは

  1. アンダーウェアは、メリノウール製品、もしくは速乾性のものにする。
  2. 綿(コットン)、レーヨンのような、乾きにくい素材のモノは避ける。
  3. 動きやすいモノにする。

以上が私の考える重要な3つのポイントです。簡単ですよね?

では詳しく説明していきます。

1.アンダーウェアは、メリノウール製品、もしくは速乾性のモノにする

衣類の中でも最も重要なもの、それは「アンダーウェア」だと考えています。
アンダーウェアは常に肌に接しており、登山の快適さを大きく左右します。また、汗冷えするものは低体温症を招き、生命の危機に直結します。これらの観点から、私が考えるアンダーウェアに絶対に備わっているべき機能は、以下の4つになります。

 ・汗で濡れてもすばやく乾く、速乾性。
 ・汗で濡れても熱を逃がさない、保温性。
 ・汗が乾いても臭わない、消臭性。
 ・常に肌に接しているので、 着心地の良さ。

これまでの約15年間、いろいろなアンダーウェアを着て試行錯誤を重ねてきましたが
この4つをすべて満足できる製品は、「メリノウールのアンダーウェア」以外にはありませんでした。

各メーカーからは、いろいろな素材や形状のアンダーウェア製品が販売されていますが「メリノウールを超える快適性は得られなかった」というのが私の結論です。

とは言っても、初心者の方であれば「メリノウールのアンダーウェア」を持っている方はまずいないと思います。もし、スポーツなどをやられている方で、スポーツ用の速乾性のアンダーウェアをお持ちでしたら、そちらを使用しても問題ないと思います。
もし、速乾性のモノかどうかわからない場合は、素材を確認してみてください。
速乾性のモノは、化学繊維「ポリエステル 100%」であることが多いです。もし、「綿(コットン) ○○%」の記載がある場合は、避けた方が無難です。

メリノウールのアンダーウェアは、ランニングなどの運動や、旅行へ行った時のアクティビティ(トレッキング等)などでも使いまわせるので、購入しても無駄にはならないと思います。

ただし、肌が敏感な方は、ウール製品独特のチクチクを感じてしまうかもしれません。購入する場合は、実際の肌触りや感触を確かめてから購入する事をオススメします。

2.綿、レーヨンのような、乾きにくい素材のモノは避ける

登山では濡れるという事が、死に直結する一大事です。
汗で濡れてもすぐ乾く、汗冷えしない、保温性がある事が、衣類に求められます。
その点で、綿製品/レーヨン製品は、濡れた時の速乾性、保温性、着心地が非常に悪いです。そのため、アンダーウェアに限らず上着やズボンであっても、避けるべきです。

乾きにくい素材でなければ、わりとなんでもいいと思いますし、そこまで大きな違いはないと思っています。まずは、普段使っているモノで大丈夫です。

3.動きやすいモノにする

普段着用する衣類で、動きやすくないものはそんなにないと思います。
避けるべきは、レザーのパンツやジャケット、分厚いジーンズ製品などでしょうか。

山道には段差の大きな階段や岩場はよくあります。腕を伸ばして木や岩をつかむ事もあります。体の可動域を狭めるような衣類は、危険ですし、何より動きにくく疲れやすいです。
動きやすいものを着ましょう。
例えば、ジャージはとても動きやすので、良いと思います。
また、登山やランニングでよく見かけるスタイルですが、足全体を覆うスパッツにショートパンツやハーフパンツをあわせる方が多く、動きやすくていいと思います。
女性の場合はショートパンツ、男性の場合はハーフパンツになりますね。

【まとめ】ポイントは3つ

  1. アンダーウェアは、メリノウール製品、もしくは速乾性のモノにする。
  2. 綿(コットン)、レーヨンのような、乾きにくい素材のモノは避ける。
  3. 動きやすいモノにする。


この3つが私の考える重要なポイントです。
あとは、普段と同じです。暑ければ脱ぎ、寒ければ着る。雨が降れば、レインウェアを着る。

もちろん、衣類のレイヤリング、ダウンのフィルパワー、浸透性素材などなど、細かい事を追及すればきりがありません。こういった情報は、知識としては重要なのですが、初めて山登りしようと思っている方々にとっては、逆に一歩を踏み出しずらくする情報かなと考えています。
それは、今後ご紹介して行きたいと思います。

では、良い登山を!

 

初めての登山に絶対に必要な、たった11個の道具とは

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初秋の涸沢ーテント場から見上げる涸沢小屋と穂高連峰

初めて行く登山に必要な持ち物って何?初めて登山に行く方なら、だれでも疑問に思う事だと思います。私も初めて登山に行くときは悩みに悩みました。

 

でも、本サイトを訪れてくださったあなたは、もう悩む必要なんてありません!
私が初心者の友人と山に出かける際に、必ず持ってくるようお願いする持ち物をご紹介します。

登山の道具は、つま先から、頭のてっぺんまで、たくさんのウェアと道具で身を包むことができます。お金と時間を無限に使えるのであれば、google検索で上位に表示されたサイトに記載されている通りに、オススメ道具を片っ端から買えば済みます。
でも、そんな方、いませんよね。

誰でも、お金にも、時間にも限りがあります。
私が、初めて登山に行った時もそうでした。

 

私の場合、 
「初めて行く登山で、今後使うかも分からない道具やウェアを買う、そんな事したらムダ金になるかもしれない。」
「初めてなんだから、本当に必要最小限の道具を、できる限り今持っているもので代用しよう。」
「一度体験して、今後も登山を続けて行きたいと思えたら、本格的な道具をそろえていこう。」
そう思いました。

きっとあなたも、そうお考えではないでしょうか?

 初心者登山に必要な、たった11個の登山道具

私が山初心者の友人と登山に出掛ける際に、必ず持って来るようお願いする持ち物を紹介します。本当に必要最小限の道具だけを紹介します。つまり、「お金をあまりかけずに、必要最小限なものだけを準備する」という事を、強調しておきます。

それは、これから詳しくお伝えする「①絶対に必要なモノ」です。

①絶対に必要な登山道具

これを持ってない方は、絶対に山へ入って欲しくありません。それは、
・ザック
・レインウェア
・マップ
・手袋
・ヘッドライト
・大きめのジップロック
スマホのバッテリー

寒い時期は、
・ダウンやフリースなどの防寒着
・ニット帽

暑い時期は、
・着替え
・帽子(ハット)

 

②あったらいいけど、なくてもいい登山道具

②はなくてもいい道具ですが、あった方が快適で楽しい登山ができます。たくさんあるので、最後に説明します。


では詳しく説明していきましょう。

①絶対に必要な登山道具

・ザック(リュック)
普段使用しているリュックで代用できます。
背負えることで両手が自由になる事が重要です。ショルダーバックや手持ちバックは邪魔になります。また手が塞がっていると、転んだときにとっさに手を出したり、木に捕まったりすることができません。街用のザックを持っていて必要な荷物がすべて入る大きさであれば、それで問題ありません。

・レインウェア
これは代用が難しいかもしれません。
というのも、防水性の高い登山用の製品を用意して欲しいからです。
天気予報が快晴でも、山の天気は変わりやすく、びっくりするくらいコロコロ変わります。雨で体が濡れた場合、山では命に関わります。なので、絶対に必要なものです。また寒い時の防寒着にもなります。ホームセンターで売っているようなビニールのカッパではなく、スポーツショップやアウトドアショップで、そこそこ良いものを購入することをオススメします。アウトドアショップのセール等を利用すれば、1万円位で、高性能なレインウェアを買えることもあります。

・マップ(地図)
Web検索で、「行く山のなまえ 登山マップ」等を入力して検索すれば、簡単に見つかると思います。
知らない場所へ旅行に行く時、持って行きますよね。道を知るための道具であり、楽しく歩くためのものでもあります。Web検索して見つけた登山マップは紙に印刷したり、画像をスマホに保存しておきましょう。また、市販されている「山と高原地図」は、全国各地の登山マップが、地域ごとにまとめられた形で販売されています。また、現地の駅やバス停、観光案内所などで無料で登山マップを配布していたりします。
また、登山口にある登山ルートを描いた看板などをスマホで撮影しておく事もできます。
ただし、「登山マップの配布」や、「登山ルートが描かれた看板」などは、現地にない場合も多いので、事前に準備しておおく事をオススメします。

・手袋
普段使いの手袋でも、軍手でも代用可能です。
これは私の経験からですが、手が寒いと何もかもが苦痛になります。また、少なからず岩に手をかけてよじ登るような場面もありますので、必ず手袋を用意しましょう。軍手でも、問題ありません。寒いからといっても山でポケットに手を入れて歩くことは非常に危険なのでやめましょう。

・ヘッドライト
家にコンパクトな懐中電灯があればそれで代用可能です。
ただし、懐中電灯だと手に持つ必要があるため、片手が使えなくなるので、緊急用として初めての登山に持って行く程度なら良いかと思います。
山では街中と違い木々に囲まれているため、日中でも薄暗いです。日が傾いてくると森や谷に光がととどかなくなり、夕方には真っ暗になります。ライトがなければ普通の登山道は暗闇と化します。日帰りの場合、夕方までには登山口に戻ってくるのが鉄則ですが、アクシデントなどにより、夜になってしまう場合もあります。そんな時でも、ヘッドライトがあれば安心です。

・カメラやスマホが入る大きめのジップロック
100円ショップで売っている密閉袋でもOKです。
山の天気予報はあてになりません。大きめのジップロックは、防水袋として非常に便利です。また、ゴミなどをまとめる袋としても使えます。安くて非常に便利でかさばらないので、ぜひ持っていって欲しい道具の一つです。

スマホのバッテリー
たぶん、持っていない方は、いないんじゃないかと思います。
が、電池式の充電器でも代用できます。
スマホは非常時の連絡手段となり、ライトにもなり、GPSでの現在地特定にも役立ちます。モバイルバッテリーはもしもの時に、最大限のパワーを発揮します。道に迷ったり、遭難したしりした場合はGPSでの現在地特定もできます。暗くなってしまった場合はライトの代わりにもなります。パワー切れのスマホはただの鉄屑となります。そうならないためにも、ぜひ持っていいって欲しいです。


ここで、季節で変わってくる絶対に必要なアイテムを紹介します。

秋~冬~春
・ダウンやフリースなどの防寒着
普段使いの防寒着で代用可能です。
春秋や冬の山はとても寒くなります。夕方や、風が強いと非常に寒く、命に関わってきます。また昼飯休憩の時など、動いかない時はびっくりするくらい冷えます。必ず防寒着を用意しましょう。

・暖かいニット帽
スキーやスノーボード用のニット帽をお持ちでしたら、それで代用可能です。
忘れがちですが、頭の防寒はとても重要です。耳まで覆えるタイプがオススメです。

春~夏~秋
・着替え
普通の洋服なので、代用可能です。
夏場など、汗だくになったとき、臭いや汗で濡れた下着は不快以外の何者でもありません。着替えがあれば、下山後のバスや電車移動も快適に過ごすことができます。

・ツバ付きの帽子
持っていない方は多いかもしれません。でも、麦わら帽子とか、おしゃれハットなどで代用可能です。
夏場の直射日光は熱射病や熱中症を招きます。ツバ付きの、出来れば首筋から後頭部の直射を防げるハットタイプがオススメです。


登山道具の三種の神器は必要か?

ここで、ショップや登山の雑誌などで、よく三種の神器などと言われている3つのアイテムはどうなの?と思った方もいるかと思います。それは、ザック、登山靴、レインウェアの3つです。

私の紹介する必須アイテム11点には、登山靴が含まれていません。それについて、詳しく説明します。
結論から先にお伝えすると、登山靴はなくても問題ありません。

登山靴はもちろんあった方が良いですが、日帰り登山の場合は動きやすい運動靴やスニーカーでも問題ないと考えています。
日本百名山 ひと筆書き」で有名な「田中陽気」さんが、大半の山々をローカットのトレランシューズで縦走されていたことからも、おわかりかいただけると思います。
ただし、運動靴のように、ソールに溝が入っているモノをオススメします。コンバースみたいな、ソールの溝がほとんどないモノは滑りやすいので、気を付ける必要があります。専用の登山靴やトレッキングシューズは、丈夫だったり、ソールが硬い靴はゴツゴツした道や岩の上に足を乗せたときに足裏をガードしてくれたり、防水性能が高かったり、下り坂で爪先が靴の先端に当たらないなど、良いところがたくさんあります。その反面、ソールが硬いため平地やアスファルトは非常に歩きにくく、靴が重く疲れやすいのです。また、買ったばかりの登山靴をいきなり長時間履くと、ほぼ足に豆ができます。私の経験から、登山靴を慣らすために、始めは近所のウォーキングから始め、歩く距離や時間を徐々に伸ばしていくと、足に豆ができなくなります。登山靴を購入するのは、何度か日帰り登山に出かけて、これからも登山を楽しもう!と思った時に初めて購入を検討する程度で、まったく問題ありません。

では次に、なくてもいいけど、あったらいい道具をご紹介します。

②あったらいいけど、なくてもいい道具

これは私が15年近く登山に通って導き出した、登山を楽しく過ごすための厳選アイテムでもあります。必ずしも、皆さんが私と同じように感じるかはわかりませんが、少なくとも一人の人間がイイと思ったアイテムですので、皆さんにも当てはまるかもしれません。資金的に余裕があり、もっともっと日帰り登山を楽しみたい!と思われている方へおすすめしたいと思います。


・水を入れるボトル
スポーツドリンクの粉末を入れたり、水の継ぎ足し等も楽です。キャップとボトル本体が繋がっているので、キャップを落とす心配もありません。

・保温保冷水筒
夏場は冷たいコーヒー、冬場は暖かいコーヒーを、山の頂上でいただくことができます。寒い日のホットコーヒー、ホットココアは、本当に暖まります。熱湯を入れておけば、カップラーメンや味噌汁にも使えます。

・敷きパッド
硬く冷たいベンチや岩の上でも、お尻が冷えず痛くありません。小さなことですが、快適さに大きな差がでます。

・敷物
土の上でも安心して腰を下ろせます。これも小さなことですが、快適さに大きな差が生じます。

サコッシュ
地図、デジカメ、財布、おやつはすぐに取り出せるサコッシュにいれておくと便利です。

・速乾タオル
春や秋でも汗をかきます。額や首筋の汗は不快ですよね。すぐに拭えば少しですが快適になります。

・ガスバーナーとクッカー
どこでもお湯を沸かせるというのは非常に心強いアイテムです。淹れたてのコーヒーを飲むことも、カレーやラーメンを食べることもできます。最近はホットサンドを持っていって、楽しんでいます。

・トレッキングポール
スキーのストックのように両手に持つことで、とても山登りが楽になります。テント泊縦走のような重い荷物を背負っている時は、登り時の疲れが劇的に軽減されます。デイハイクで軽い荷物の時でも、両手でバランスが取れるので、足の負担をかなり減らすことができます。


以上が登山に持っていく、オススメアイテムになります。

【まとめ】初めての登山に絶対に必要な、たった11個の登山道具

①絶対に必要な登山道具
・ザック
・レインウェア
・マップ
・手袋
・ヘッドライト
・大きめのジップロック
スマホのバッテリー
・ダウンやフリースなどの防寒着(秋~冬~春の場合)
・暖かいニット帽(秋~冬~春の場合)
・着替え(春~夏~秋の場合)
・ツバ付きの帽子(春~夏~秋の場合)

以上が、絶対に必要な11個の道具です。

②あったらいいけど、なくてもいい道具
・ツバ付きの帽子・水を入れるボトル
・保温保冷水筒
・敷きパッド
・敷物
サコッシュ
・速乾タオル
・ガスバーナーとクッカー
・トレッキングポール

【参考】有名登山情報サイトで紹介されている道具は?

最後に、本サイトの情報だけでは信用できないと思われている方へ、有名登山情報サイトで紹介されれていた、初心者向けの登山道具について、まとめてみました。

2019/5/7時点の情報です。

各サイト、本当に非常に細かくリスト化されており、とても参考になりました。
ただし、必要最低限の持ち物というよりかは、持っていくと便利なすべての持ち物!といった印象を受けました。このリストを参考に、自分に必要だと思ったものを持っていくという方法がよいかもしれません。

例えば、
「折りたたみ傘」、あれば便利でしょうが、レインウェアがあれば問題ないでしょう。
「サングラス」、雪山登山の際は必需品ですが、雪山以外で困る事はないでしょう。ただし、目がとても弱い、日差しにとても弱い方といった方は、必要かもしれません。

また、時間とお金があり、初めから完璧にもれなく道具を揃えて行きたい!という方であれば、どれか一つのサイトのリストを参考にして、持ち物を準備・購入していく方法でもいいかと思います。

  • YAMA HACK(その1)

登山道具おすすめ一式リスト【日帰り】

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出典:YAMA HACK

出典:YAMA HACK「初心者入門|登山道具のおすすめ一式リスト【完成版】 」

URL:https://yamahack.com/347

 

  • YAMA HACK(その2)

▼必ず持っていくもの一覧(下線のアイテム名をクリックするとそのアイテムの詳しい記事を読めます。)

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出典:YAMA HACK 「【初心者向け】登山の持ち物をまとめて紹介!忘れ物チェックリスト付」

出典:YAMA HACK 「【初心者向け】登山の持ち物をまとめて紹介!忘れ物チェックリスト付」

URL:https://yamahack.com/270

 

  • 初心者のための登山とキャンプ入門
登山用品(装備)と持ち物リスト

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出典:初心者のための登山とキャンプ入門 「登山用品(装備)と持ち物リスト」

出典:初心者のための登山とキャンプ入門 「登山用品(装備)と持ち物リスト」
URL:https://www.camp-outdoor.com/tozan/soubi1.shtml

 

  • ヤマケイオンライン

はじめての登山 登山の服装・装備 vol.3 - 服装と装備チェック表

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出典:ヤマケイオンライン 「はじめての登山 登山の服装・装備 vol.3 - 服装と装備チェック表」

出典:ヤマケイオンライン 「はじめての登山 登山の服装・装備 vol.3 - 服装と装備チェック表」

URL:https://www.yamakei-online.com/beginners/step04_3.php


おやつや食料や飲み物は、各自で好きな物を用意すれば良いと思います。
複数人で行かれる場合は、各自で1点づつ手作りの物を持ち寄ったりすると、遠足気分で楽しいですよ。

また、食事を提供している山小屋もあり、登山者の間では有名だったりします(例えば、丹沢 鍋割山では鍋焼きうどんが有名です!)ので、事前に調べて行けば、山小屋メシも楽しむことができます。

それでは、良い山登りを!

初めて登山へ行く方へ…持ち物と服装で悩んでませんか?

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初夏の飯豊山を眺めながらテント泊

初めて登山に行くことになったそこのあなた!

一体何を準備すればいいのか、お悩みではないですか?

どんな道具を持っていけばいいのか。
どんな服装で行けばいいのか。
食べ物や飲み物は、どんなものを、どれだけ持っていけばいいのか。
食べ物や飲み物は、山小屋などで、途中で購入できるのか。
山小屋で電子マネーやクレジットカードは使えるのか。
トイレはあるのか、携帯用トイレを持っていく必要があるのか。
携帯電話の電波は届くのか。

などなど、心配症の私が、初めて山登りに行った時に疑問に思った事は、こんなものではありません。

私のような心配性な方のために、本サイトでは、登山の持ち物、服装、初心者でも楽しめる山などについて、順の追ってご紹介していきます。

初めて登山に行かれる方が必ず悩む、登山の道具と服装について

初めて登山に行くことになった。でも‥
一体何を準備すればいいのか。
絶対に必要なものは何か。
どんな服装でいけばいいのか。

そんな最初のお悩み、一緒に解決しましょう!

本サイトでは、

  • 登山に必要な道具、ご紹介します。
  • 登山に適した服装、ご紹介します。

私も初めて登山するとき、かなり悩みました。

インターネットを検索すればたくさんの情報がありました。でも‥

どれも言ってる事がまちまち。
ゼロから百まで整理されたサイトも見つけられず。
どの情報を信じていいか、さっぱりわからない。

その結果、インターネットの情報は流し読み程度にとどめ、
登山経験のある友達を飲みに誘い、質問攻めにした覚えがあります。

もしも、聞ける友達がいなかったら‥

不十分な装備と知識で初登山に挑み、辛い思いをして、二度と山に登りたくないと思っていたかもしれません。

無知識は、登山をとても辛い修行体験へと変えてしまいます。

富士山が世界遺産に登録され、ますます富士山登山が盛り上がっているためか、富士山に登る!登ってきた!という人が、まわりに増えてきました。

自分の周りに登山を楽しむ人が増えて、嬉しい限りですね。

でも半数位の人達が、

  • 辛かった。
  • 修行だった。
  • もう登りたくない。
  • 山登りなんて面白くない。

このようなネガティブなコメントを残し、登山から離れていくのを見てきました。
本当に残念でなりません。

もしも、

  • もっと登山に対する前提知識があったら。
  • 登山に適した装備を知っていたら。
  • しっかりと考えられたスケジュールで行動されていら。

きっと登山に対するネガティブな印象よりも、ポジティブな印象を持てたかもしれない。そう思ってしまいます。

少しでもあなたに、登山を楽しんでもらうために、知識とノウハウを発信していきます。

登山に興味があったのに、情報不足や準備不足で辛い思いだけが残り、登山から離れてしまわないように、私の経験と知識が、少しでも登山を楽しむ事につながればと、本サイトを作りました。

 

たかだか15年程の経験でしかありませんが、日帰り登山から、山小屋泊、テント泊、縦走、冬季登山と、初歩から経験してきました。


もちろんベテランさんや、プロガイドさんに比べれば、知識も経験もまだまだな部分があることは承知しています。
でも、登初心者登山で注意すべきポイントや、長年のこだわりポイントなど、情報を発信して、伝えていく点においては、負けない自負があります。

また、登山雑誌やショップでは決して語られる事のない(スポンサーや広告主との関上、掲載する商品やレビューは、ボロクソ言えない)ような、何者にも縛られない自由な利用者としての「ホンネ」も語っていけたらと思います。


そんな情報が、少しでもあなたの登山を後押しでき、楽しい登山ライフにつながればと思います。